
多くの人は、外付けハードディスクは物理的に接続しないと使えないと思い込んでいます。しかし、ネットワーク機能があるデバイスであれば、今ではリモートからのアクセスが可能です。つまり、インターネットに接続されているデバイスから、物理的な接続なしにファイルを管理できます。
この記事では、同一ネットワーク上の別デバイスから外付けハードドライブにリモート接続する3つの簡単な方法をご紹介します。また、物理的に接続されているかのようにUSBハードドライブにアクセスできるソフトウェア とツールも解説します。
目次
最初の方法は、インターネット経由でのファイル転送やリモートアクセスに対応した外付けハードドライブを使うことです。いわば、リモートアクセス可能な外付けHDDです。
従来の外付けHDDとは異なり、リモートアクセス対応モデルは、インターネットに接続されている任意のデバイスからファイル管理が可能な機能を内蔵しています。
購入を検討する際は、以下の点に注意しましょう:
選択肢は豊富にあるため、自分に最も合ったモデルを選びましょう。
例えば、上記の「WD Easystore 1TB ポータブルHDD」は優れた選択肢の一つです。
このリモートHDDは1TBの容量を備え、USB 3.2 Gen 1に対応しており、高速なデータ転送が可能です。携帯性が高く効率的なデータ保存に加えて、WindowsとmacOSの両方からのUSBリモートアクセスにも対応しています。
USB Network Gateは、USBドライブやドングル、スキャナなどのUSBデバイスに、ネットワーク上の任意のマシンからアクセスできるようにするソフトウェアです。このツールを使えば、コンピューターに接続された外付けハードディスクを、世界中のどこからでもリモートで共有できます。デバイスは、あたかも物理的に接続されているかのように動作します。
✅ リバース接続対応
USB Network Gateを使用すれば、RDP(リモートデスクトッププロトコル)経由で接続しているPCに接続されている外付けHDDにも簡単にアクセスできます。
✅ 高度なセキュリティと安全性
USB Network Gateは、通信データを第三者から守るための高度な暗号化技術を採用しています。パスワード保護機能も備えており、認証されたユーザーのみがリモートで特定のHDDにアクセス可能です。
✅ クロスプラットフォームのHDDリダイレクト
Windows、Linux、macOSに対応しており、異なるOS間でも柔軟にUSBデバイスを共有できます。すべてのPCは、サーバー側またはクライアント側として自由に構成可能です。
もうひとつのネットワーク経由でHDDへリモートアクセス可能なソフトウェアが FlexiHub です。FlexiHubを使えば、USB外付けハードディスクにクラウド経由でアクセスでき、企業レベルのセキュリティ、マルチプラットフォーム対応、そして高速接続が魅力です。
FlexiHubを使ったUSBハードディスクの共有方法については、「USBハードディスク共有ガイド」をご覧ください。
✅ リモートアクセス
FlexiHubを使えば、ネットワーク経由で他のコンピューターから簡単に外付けHDDへアクセスできます。USBデバイス全般の共有も可能です。
✅ ロスプラットフォーム対応
Windows、macOS、Android、Linuxといった主要OSに対応しており、異なるデバイス間でもシームレスな接続が可能です。
✅ 安全な接続
すべてのデータ通信はTLS暗号化により保護され、不正アクセスを防止します。高いセキュリティ基準を満たしているので、企業利用にも安心です。
✅ RDP対応
FlexiHubは、リモートデスクトップ(RDP)セッション中でもHDDへアクセス可能です。リモート作業中でも外付けHDDを操作できます。
✅ リアルタイムアクセス
FlexiHubは高速な接続を実現し、場所や時間を問わずスムーズに外付けHDDへアクセス可能です。待ち時間のストレスなしで使用できます。
本記事では、物理的な接続なしで外付けHDDへアクセスするためのいくつかの方法をご紹介しました。これで、ご自身の使用目的に合った最適なソリューションを選択するための判断材料が整いました。
リモートアクセス対応の外付けHDDを使用する方法:
ネットワーク機能が内蔵された外付けドライブは、追加ソフトを使いたくないユーザーにとって、簡単でスムーズなリモートファイル管理を可能にします。
専用ソフトを使ったリモートHDDアクセス:
用途に応じて、以下の2つのソフトウェアから選択できます: